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2025-09-12

【レポート】岩手県立大学「インターンシップ型連携授業」でスマートフォンアプリ開発に挑戦!

令和7年度インターンシップ型連携授業での講義の様子

「インターンシップ型連携授業」とは?

2025年8月18日〜8月22日の5日間、IPUイノベーションセンター・イノベーションパーク入居企業6社にて『インターンシップ型連携授業』が開催されました。

この取り組みは、岩手県立大学が発案されている「企業学群」構想を元に、企業・大学・自治体の産学官連携による人材育成を目指す取り組みの一環として実施されました。

【プレスリリース:岩手県立大学と滝沢市IPUイノベーションセンター・パークの参画企業が協業して開講する 「インターンシップ型授業」の成果報告会を開催します

授業の開催にあたり、岩手県立大学ソフトウェア情報学部3年および大学院1年から31名のご応募をいただきました。ご応募いただいた学生の皆様を参画企業6社で受け入れることとなり、弊社では4名を受け入れて、授業を実施しました。

弊社にとって、この『インターンシップ型連携授業』は今年で2回目の参加で、無事に全日程を終了することができました。ご参加いただいた学生の皆様には、真摯に授業に取り組んでいただき、心から感謝をしています。

今回の授業では、「ぴーぷるが行っている事業や、開発の取り組みを手を動かして感じてほしい」「チーム開発によるものづくりを体験してほしい」という想いで企画しました。

本ブログでは、この「インターンシップ型連携授業」の様子をご紹介します。

滝沢NAVIの開発に挑戦

ここからは、インターンシップ連携授業で実施したワーク内容を、日ごとの流れに沿って紹介していきます。

1日目:ぴーぷるとアプリ開発の基礎を学ぶ

インターンシップ型連携授業で学生に演習を行なう社員

初日は午後から学生の皆さんをお迎えし、顔合わせからスタート。ご参加いただいた4名の皆さんには、弊社の事業やこれから開発をするアプリへの理解を深めてもらうことから始めました。

弊社の紹介や、滝沢市と弊社の共同研究から開発されたスマートフォンアプリ「滝沢NAVI」の説明を通じて、これから開発するプロダクトのバックグラウンドを共有。その後、アプリ開発で使用するフレームワーク「Flutter」と、開発現場で重要な「Git」の基本講習を行いました。

一日の終わりには”日報”を書いていただき、授業で学んだことや明日の作業などを共有していただきました。

2日目〜3日目:アプリ開発に集中

スマートフォンアプリ開発に集中する4名の学生さん達

2日目からは本格的な開発に着手しました。前日のGit講習の復習を行ない、いよいよ各自でアプリ開発に入ります。今回の授業では、学生一人ひとりに滝沢NAVIの追加機能開発を担当してもらいました。

講師が事前に用意していた追加機能のアイデアを提示し、メンバー同士で相談をして各機能の担当者を決定。実装方法などを検討し、自主的に開発を進めていただきました。

初めて触れるFlutterに戸惑う様子も見られましたが、講師も適宜サポートしながら開発を進めていきます。授業の終わりにはメンバー全員で今日の進捗状況を共有し、翌日の開発作業に向けた準備をしてもらいました。

メンバーと協力して開発を進める学生さん達

3日目も引き続きアプリ開発に取り組み、この頃には学生の皆さんもFlutterに慣れてきた様子で、黙々と開発を進めていく姿が印象的でした。

4日目:チームの成果を形にしていく

ホワイトボードを使って発表会の資料作成を進めていく様子

この日からはチームを2つに分け、アプリ開発を継続する”開発チーム”と、成果発表会の準備を行う”発表チーム”で作業を進めていきます。このチーム分けもメンバー同士の話し合いで行われ、チーム内で役割分担を決めていただきました。

開発チームは午後まで機能実装を進める一方、発表チームは最終日の成果発表会に向けたプレゼンテーションの準備に取り掛かります。

発表チームはアイデアを出し合いながら資料内容をまとめ上げ、夕方にはチーム全員で資料をチェック。意見を出し合いながら、資料をブラッシュアップしていく様子が見られました。

この日で開発作業は終了となり、明日の成果発表会という課題に向けてチーム全員で取り組むことを体感していただけたと感じます。

5日目:6チームによる成果発表会

成果発表会で開発したアプリ機能を説明する様子

いよいよ、インターンシップ最終日。午前中は、前日に作り上げた資料の修正とプレゼン練習をギリギリまで重ねました。今回の成果発表会では、全員が実装した追加機能を説明する必要があるため、時間を計りながら講師の前でプレゼンを実施。講師側からもフィードバックをさせていただきました。

午後にはIPU第2イノベーションセンターにて、参加企業6社の学生チームによる成果発表が行われました。各社の特色を活かした授業の内容と成果発表はとても興味深いもので、どれも素晴らしい出来栄えだと感じました。

インターンシップを終えて

今回のインターンシップ型連携授業を通して、学生の皆様が開発に取り組む様子を間近で見ることができ、私たち社員にとっても学びが多い機会となりました。また、入社間もない社員も見学として参加し、インターンシップの雰囲気を感じてもらえる良い機会となりました。

5日間という長いようで短い期間でしたが、今回のインターンシップ経験が、参加していただいた学生の皆様の今後のキャリアに少しでも役立てていただけますと幸いです!

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