健康づくり事業 

過疎な地方医療をICT技術により住民の皆さんの健康づくりをサポートします。
計測端末・スマートフォン等のICT機器を利用し、専門スタッフが適切に健康のアドバイスを行える環境をパッケージ化しご提供いたします。

ぴーぷるは、病院が遠い地域の方、遠出の難しい方でも、看護師・管理栄養士・健康運動指導士からケアを受けられるICT(情報通信技術)を利用した新しい地方医療「ICT健康づくり事業」をパッケージ化してご提供しております。地域住民の健康への不安を取り除き、健康寿命を延ばすことによって医療費を抑制することが可能です。

歩数・身体活動量・体組成(体重・体脂肪率・筋肉量等)・血圧などの日常のバイタルデータを計測し、専用端末またはパソコンおよびスマートフォン等を利用し数値・グラフでご確認いただけますので、健康づくりの習慣付けに役立ち、健康へのモチベーションを高められます。

岩手県遠野市での取り組み「遠野ICT健康塾」

ぴーぷるでは地方自治体(岩手県遠野市)と協力し、住民の皆様の健康を守る「遠野ICT健康塾」を運営しております。地域事情に精通した看護師・管理栄養士・健康運動指導士・事務スタッフを現地雇用し、住民の皆様に安心して健康づくりに専念していただく環境づくりに取り組んでいます。

まずは健康状態を知っていただく事からスタート。
毎日の歩数や活動による消費エネルギー量を記録するため、ICT対応の身体活動量計を参加者様全員にお渡しします。

週に1度、遠野市内全域の11拠点に遠野ICT健康塾の専門職(看護師・管理栄養士・健康運動指導士)を含むスタッフが巡回し、参加者様の体組成および血圧を測定、歩数データなどをタニタヘルスリンクのシステム「からだカルテ」に情報を収集します。生活習慣病の予防や寝たきりを防止するため、各会場では健康運動指導士の指導の下、歩くだけではなく、ストレッチと筋力アップ中心とした運動プログラムを行っています。
画像は、地区センター巡回の様子です。

運動プログラムと体組成および血圧測定の様子

「遠野ICT健康塾」の魅力「健幸になる楽しさ」を肌で感じていただき、多く(2022年時点約1500名)の方々にご参加いただいております。

運動プログラムまとめ_図

運動前に計測をし、1セット約20分の筋トレを2~3セット実施
※セット数によって時間が異なります。途中入退場可。
【60分】1セット目:自重 2セット目:チューブ
【90分】1・3セット目:自重 2セット目:チューブ

健康ポイント事業について

遠野市では、運動をしたいと思っているのになかなかはじめられない等、運動を始めるきっかけづくりのため、国の事業を活用した健康ポイント事業に取り組んでいます。この事業はウォーキングやスポーツ活動に取り組む人の後押しとして、市内で使えるポイントを付与し、買い物や学校等への寄付としてご利用いただいています。

遠野ICTのポイント_図

この事業の運営をぴーぷるが行っています。
この事業により、2020 年度の参加者1人あたり平均医療費・介護費は、年間約13.4 万円の抑制効果があると検証されています。本事業は健康づくり分野だけでなく、町そのものを元気に、さらには市内商業組合との連携により地域経済の活性化に寄与しています。

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