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『柳田國男全集』35巻の紹介記事が『読売新聞』に掲載されました。

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『読売新聞』2015年6月30日付け朝刊「文化欄」より

6月に刊行された『柳田國男全集』の紹介記事です。

今回の全集で、初めて発表となるもののひとつ。

たった一首の歌ですが、背景には、いくつものドラマがあります。

この記事にも書いてあるように、ロンドンに来た日本の代議士のひとりが「天罰」発言をし、

それに対して猛然と異議を唱えた柳田がいます。

きっと、スコットにも、この苛立ちを伝えたことでしょう。

(このことについては、2011.4.29のブログを見てください。)

そして、もうひとつの背景には、ロバートソン・スコットとの生涯通じての友情があります。

(このことについては、いずれご紹介します。)

さらに、この歌を発見したのは、イギリスの詩人ニール・フィリップで、スコットが住んでいたオックスフォード

近くの村イドバリーの邸宅に住むことになったのでしょう。

発見した日本語の短歌について質問もふくめて、日本の友人、詩人である木島始氏に送った

ということです。

木島さんも柳田の短歌であることにびっくりして、筑摩書房の全集編集部に持ち込んでくれた

のです。

その時の木島さんのファックス文には、ニールと一緒に「四行連詩集」を作っていることと、見つけた

ニール自身も「パリパリの民俗学者」なので「よけいに面白い」とあります。

さらにドラマは、この発見が2002年6月のことで、もう13年も前ということです。

私たちが、その時知って興奮してからひと昔以上前のことで、その間、後藤先生も木島始氏も

鬼籍に入られました。

「ドラマ」というと失礼ですが、この10年以上、世に出ることを待っていた「歌」と考えると

全集刊行が遅れていることのお詫びもあって、よけいに身にしみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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