小田の輪の和

小田の輪ブログ

日本福祉教育・ボランティア学習学会研究紀要に「こころの色」授業報告を寄稿しました。

退職前からお付き合いさせていただいている「ミュー」の福祉教育推進委員会で取り組んでいる「こころの色」授業について、私なりの視点を発表させてもらいました。

この取り組みは、私の教員生活最後のテーマである「コミュニケーション能力」の最終章のプロジェクトで、うつ病などの精神疾患にかかった人たちと子供たちを結びつける一翼を担うものです。

「共生社会」が単なるお題目でなく、こうした小さな取り組みの積み重なりの上に成り立つものであることを、私たちは、もう一度肝に銘ずる必要があると思っています。

東京国際大学の松本すみ子先生の「メンタルヘルス課題を学習素材とした福祉教育」についての基調論文のあと、三本の実践報告研究(「こころの色」「語り部」「フットサル」)と続くなかでの寄稿です。

読んでください。

こころの色 研究紀要原稿 「学校現場が求めるメンタルヘルス福祉教育」小田富英

松本グループの全体像は以下の通りです。

精神保健福祉や福祉ポランティアの関係者だけでなく、学校関係者や保護者の方たちにも広がっていくことを期待しています。

img001