小田の輪の和

小田の輪ブログ

作新学院大学 前期授業が終わりました。②

「日本人の精神史A 『遠野物語』を読む」の学生さんたちの自己評価です。

マークシート形式の大学提出用と別に書いてもらいました。

評価は5段階。

5・・・とてもおもしろかった。

4・・・まあまあおもしろかった。

3・・・ふつう

2・・・あまりおもしろくなかった。

1・・・全くおもしろくなかった。

以下は、人数とその理由です。

5・・・8人

・遠野語り部の本場の語りが聞けたから。熊と闘った人の話がハラハラして、その続きが気になったか

ら。聞きなしをして、自由にその物語を考えるのがおもしろかったから。

・現代の裏側の舞台のようなものを知ることができて面白かったから。『遠野物語』を知ることによ

っていろんな観光地に行く幅が広がったから。今回学んだことが、3.11など未来への復興にもつな

がることを知り、希望の光が見えたから。

・今まで知らなかった『遠野物語』の世界に触れることができ、とてもおもしろかった。

オシラサマの話が一番好きです。社会学において柳田国男と遠野物語について触れられることがあっ

て、この講義で学んだことで他の講義でも理解が深まったから。

・『遠野物語』そのものがおもしろかった。『遠野物語』のおもしろさを知ることができた。

参考資料に喜善による昔話の記録と、柳田の聞き書きとがあり、違いをくらべる楽しさがあった。

実際に語り部さんを招くことで、更に『遠野物語』、ひいては「遠野のお話」を深く味わうことが

できた。

・もともと昔話や不思議な話が好きで、よく見たり聞いたり読んだりしていたから。

『遠野物語』を読んで新しい知識を得ることができたから。自分の元々知っていた話と比べてみて

その違いが面白かったから。自分の知らない話も知ることができて、ひと言で言ってしまえば楽し

かったということです。

・授業の内容とからませながら、遠野の話をしてくださったのが親切だなと思いました。本だけでは

分かりづらい所は、レジュメや資料をまじえて説明してくださって分かりやすかったです。

小田先生自身が熱心に遠野のことを伝えようとする姿勢を見て、自然にこちらも真剣に授業を受け

ることが出来ました。

・語り部の人の講演がよかった。カッパやザシキワラシなど、なんとなく聞いたことがある話を改めて聞き、理解できた。面白い話もあれば、悲しい話もあり、いろいろ考えさせられた。

・『遠野物語』初めて触れて今まで知らなかった世界を楽しめた。語り部さんから話を聞き、貴重な体験ができた。今まで気にすることがなかった遠野に興味をもてた。

4・・・10人

・遠野について詳しく説明してくれて行きたい気分になった。朗読することで、読むのがおとろえなくて済んだ。考えさせられることが多くあった。

・レジュメが見やすかった。回りの友だちと話し合いながら授業ができたから。昔話が聞けたから。

・遠野の昔話に触れることができたから。ザシキワラシの意外な一面を知ることが出来たから。レジュメが見やすかったから。

・昔の話がすきだから。違う地域の文化を知れたから。興味をひかれるような話が多かったから。

・学生とこまめにむやりとりしながら学生が授業に参加できる形だったので嬉しかったです。参考資料も多く、大変参考になり『遠野物語』をより深く知りたいと思いました。 先生の講義自体には5をつけたく、4なのは今回自分自身が少し楽しむ余裕がなかったためです。すみません。

・『水木しげるの遠野物語』など、マンガなども時々使って分かりやすかったです。カッパの話が一番興味わきました。先生の話し方も分かりやすく理解できたのがよかったです。

・知らないことがたくさんあって、新しい知識が増えた。先生の話し方がわかりやすかった。遠野に少し興味をもてた。

・狼と昔の人間との関係が印象深かったです。オシラサマの馬と娘の話は少し怖かったです。かっぱの話は驚きでした。

・『遠野物語』自体全く知らなかったので、いろいろ知ることが出来てよかった。昔話は、言葉や方言ばっかりで理解するのが難しかったです。みんなで相談して書いていく、穴埋め形式の授業はわかりやすかったです。

・知らない用語が多く、スムーズに理解できなかった。ザシキワラシの授業の時が一番分かりやすく興味がわいた。有名な『遠野物語』にふれる機会となっただけで有意義だった。

3・・・1人

・扱う内容によって面白さはかわった。読みが難しい。『遠野物語』のジャンルは自分にとっては新しいものだったので、面白かった。

2・・・1人

・内容がわかりにくかった。もっとマンガも載せて欲しかった。硬めな授業だった。

1・・・1人

・講義が長い。『遠野物語』が難しい。月曜がキライ。

普段、27、8人の授業ですが、このアンケートをとったのが、15日の祝日の授業日ということもあり、

集計は21人でした。

「硬め」「難しい」「月曜がキライ」と 書いてくれた学生さんの気持ちもわかります。

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小学校教員免許がとれることをアピールする垂れ幕

 

社会科教育法の授業も24日に終わり、11人の一期生(「作新フロンティア・イレブン」と私は呼んでいます)の写真を撮りたかったのですが、

あいにくの雨でした。

近いうち、彼らとの写真をHPの背景写真として更新したいと思っています。